【相続探偵事例】父親に託された老朽空家 将来を見据えた長期活用計画
2023年7月13日
施設に入っている父親から自宅を「お前に任せる」と託された息子さんから、コストを抑えながら将来の状況の変化に応じて変幻自在に活用できるように長期活用計画の提案を依頼されました。築年数52年木造2階建て、延床25坪。最寄り駅2駅利用可能という立地ですが建替して賃貸等にしてしまうのも将来が固定されてしまいます。駐車場・コンテナBOX・資材置き場棟には絶対に向かない場所という事で選択肢も絞られていく中で、おそらく普通の不動産活用の提案であればリフォームして貸家とか身体障がい者向けのグループホームという短期で形を決めて活用を急ぎがちですが、最寄り駅が大型駅に改修中であることとそれに伴い駅周辺の大規模再開発が始まっていることを考え、息子さんが老後になって発展した町で生活ができる家となるように維持するという長期活用計画で進むことになりました。施工業者さんとコスト面や使い勝手を考え、当面息子さんが行き来しやすいレイアウト変更を実施、その後は都度ご相談頂きながら長期に渡って変幻自在に姿を変える「夢」の資産活用を実現していきます。「信頼」が無ければ将来の「夢」まで託されることはありません。