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【相続探偵事例】高齢の母の老朽自宅をリフォーム 待ち受けていた悪徳業者との闘い

2023年7月13日

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東京足立区に一人で住んでいた母親の老朽自宅を引き払うことになった。築年数は52年、延床11坪木造2階建て。環境は良いのでリフォームして戸建賃貸として活用することになった。母親は高齢のため万が一の場合に備え、物件は生前贈与で娘に名義変更をかけた。贈与税+リフォーム費用+(老朽の為入居が付くかどうかの不安要素)というリスクを軽減するため、①相続時精算課税制度を検討し現在の手出しをおさえること②リフォーム費用を抑え「差別化賃貸」要素に力を入れて少しでも高い収益を上げられるようにするという計画で進んでいった。生前贈与は無事完了・・・しかしリフォームに問題が発生した。非常に対応の良いリフォーム業者Aさん(元請)はコストも納得のいくものでしたが、同じ社名で同席していたBさんは別の自分の法人を持っており下請という体で工事と入金関係を牛耳ってしまった。その下請には更にその下請が存在していた。融資付けに難航していたが何とか着工期日前には着手金を入金完了、ところがお金を手に入れたとたんにその法人と下請の対応が杜撰になり始めた。Aさんは急なプライベート事情で退社、そして完工引渡時Bさんは急に海外旅行に行くとのことで逃げるように引渡を済ませて去っていった。後々よく施工部を確認してみると「見せかけ」だけの施しばかりで賃貸として活用することは絶対に無理な状態にされていた。現在オーナー様(娘様と旦那様)、そしてAさん、専門の先生の協力の元、二度と同じような被害者が出ないようにアクションを起こしている最中である。今後の展開は続編でまたお伝えします。

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