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相続した不動産売却は

2023.3.24

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親や親族などから相続によって取得した土地や建物などの不動産を売却しようと思うとき、どのような手続きが必要で、どのような手順で進んでいくのかを知っていますか?

相続した不動産売却を行うときには、名義変更や分割などの手続きが必要になります。自分が持っている不動産を売却する場合とは異なり、税金の特例が提要されたり、期限や要件に注意する必要もあります。

また実際に不動産売却を行うときには、不動産会社に査定や売却活動を依頼する場合が多いでしょう。

今回は、相続によって取得した不動産を売却するときに知っておきたいことについて、わかりやすくまとめたいと思います。

手続きには期限がある

一戸建ての住宅や土地、マンションなど、相続によって取得する不動産にはさまざまなものがあります。では、それらを不動産売却するときには、どのような流れで進められていくのでしょうか。

相続や不動産売却を日常的に行っているという人はほとんどいないでしょう。このため、相続や不動産売却の手続きや流れがよくわからないという人が多いと思います。

実は、相続の手続きには期限が設けられており、期限内に手続きを行わなければなりません。期限は3カ月で、遺言書や債務の有無を確認し、相続か相続放棄かを最初に決めなければなりません。

期限に注意しながら、しっかり検討することが大切です。
ここからは、相続をすると決め、相続した不動産を売却するときの流れについて、紹介したいと思います。

名義変更

相続で取得した不動産売却を行う場合には、まず不動産の名義変更をしなければなりません。
遺言書が残されている場合には、遺言書の内容が優先され、原則としてこれに従って名義変更を行う必要があります。

しかし、残されていた遺言書が有効でない場合や、遺言書そのものがない場合で、特定の人が不動産を引き継ぎたい場合には、遺産分割協議を行う必要があります。遺産分割協議には、期限は設けられていません。

ただし、協議の結果に従って、名義変更をする必要があります。

また不動産売却をして相続税を支払う場合には、相続の開始を知った翌日から10カ月に達するまでに現金化しなければなりません。

不動産売却まで

では、実際に不動産売却が行われるまでは、どのような流れなのでしょうか。売却活動や契約では、自分で買った不動産と相続によって取得した不動産を売却するときの違いはあまりありません。

ただし、不動産に関する書類などを自分で管理していない場合が多いですから、書類に不備がないように注意する必要があります。

相続された不動産の名義変更を行い、その不動産を売却する場合には、一般的には不動産会社に仲介を依頼する方法がほとんどです。
不動産売却を依頼された不動産会社は、売却活動を行い買い手を探します。

買い手が見つかったら、売却のために契約を交わし、支払いが完了したら引き渡しを行います。売却する不動産に債務が残っている場合には、買い手に引き渡すまでに完済しなければなりません。

必要な書類は

相続した不動産を売却するときには、さまざまな書類が必要です。必要な書類とは、重要事項説明書、登記簿謄本(いわゆる権利証)、測量図や図面など不備のないように揃えましょう。

必要な書類がどのようなものであるかについては、不動産会社に詳しく聞くと良いです。
相続した不動産については、自分で購入していないため、必要な書類がどこに保管してあるのかわからないことも少なくありません。

このため、買い手が見つかっていなくても不動産の売却を決めた段階で、必要な書類を探しておくと、買い手が見つかったときに、契約をスムーズに進めることができます。

また、不動産がどのようなものであるのか、物件の種別によって、必要な書類が異なる場合があります。必要な書類に不備がないかなど、都度不動産会社に確認するようにしましょう。

高く売却するためには

相続によって取得した不動産に限らず、不動産売却を行うときは、少しでも高く売却したいと思う人が多いのではないでしょうか。
不動産を高く売却するためには、売却活動をスムーズに行い、高く売却してくれる不動産会社を探すことがポイントです。

不動産会社には、それぞれ得意とする分野があります。賃貸物件を得意とする不動産会社に売却活動を依頼してもうまくいかない場合が多いでしょう。

このため、不動産売却を多く扱っている不動産会社や、売却しようとしている不動産がある土地に精通している不動産会社を選ぶようにしましょう。

相続によって不動産を売却するときには、納税や特例が適用される期間が決められています。スムーズな売却活動が求められるため、不動産売却の経験と実績が豊富な不動産会社を選ぶようにすることが不動産を高く売却するポイントです。

信頼できる不動産会社とは

相続した不動産を売却するときには、信頼できる不動産会社に仲介を依頼したいものです。

信頼できる不動産会社とは、経験や実績があり、得意分野が不動産売却であることが挙げられます。またきちんとした査定額を提示してくれる不動産会社を選ぶこともポイントです。

ほかにも、質問に対して丁寧に答えてくれたり、返答を早くくれる不動産会社は信頼して依頼することができるでしょう。お客さんのことを考えて売却活動を行ってくれる不動産会社を選ぶことがポイントです。

まとめ

ここまで、相続によって取得した不動産を売却するときに知っておきたいことについて、わかりやすくまとめました。

相続や不動産売却を日常的に行っているという人はほとんどおらず、手続きや進め方、必要な書類などがよくわからないという人がほとんどでしょう。

不動産を相続するときにはまず名義変更をしなければなりません。名義変更には、遺言書に従う場合や遺産分割協議によって決められる場合など、相続の仕方によって手続きや必要な書類が異なる場合があります。

また相続によって取得した不動産を売却するときには、納税や特例が適用される期間が決められています。
実際に、不動産売却を行うときに、より高く売却するためには、不動産売却に慣れている業者を選ぶようにしましょう。

また、不動産売却に必要な書類に不備がないかなどについては、不動産会社に確認すると良いでしょう。
日常的に経験しないことだからこそ、不備のないように準備を進めることが大切です。

 

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