ー不動産売却で住宅を高く売るには?売れる条件と実践したいこと5つー
2024.2.9
不動産売却をするときには、高く売るにはどうしたら良いかと考える方は多いのではないでしょうか。
この記事では、不動産売却で住宅を高く売る方法をまとめました。
少しでも高く売る可能性を高めるためにも、ぜひご一読ください。
高く売れる不動産の条件5つ
高く売れる不動産とはどのようなものなのでしょうか?
一般的には、次に挙げる条件を満たしていると、比較的高く売れるようです。
売却予定の不動産が次の条件を満たしているか、チェックしてみましょう。
1.築年数が浅い
築年数が浅い物件は高く売れる可能性が高いでしょう。
建物の資産価値が高い不動産は高く売れる可能性が高く、資産価値は築年数と立地によって算出されるためです。
もちろん、築年数が浅いほうが資産価値が高いと見なされます。
一方古い建物は、たとえ立地が良くても価値が下がってしまい、高く売ることが難しくなってしまいます。
しかも、築年数が22年以上の戸建て住宅は、ほとんど資産価値がないと見なされてしまうことがほとんどです。
なぜなら、国によって定められている木造戸建ての耐用年数は22年であるためです。
(マンションの耐用年数は47年)
よって、不動産売却で高く売るには築年数が浅いほうが有利です。
2.立地条件・周辺環境が良い
築年数の項目で述べたように、立地も資産価値を左右する重要な要素です。
生活に便利な環境にある不動産は資産価値が上がり、高く売れるでしょう。
主に、次のような立地条件が有利です。
・駅から近い(徒歩約10分以内)
・アクセスが良い
・周辺に教育施設、医療施設、スーパーマーケット、飲食店など生活に必要な施設が揃っている
・騒音が少なく、治安も良い
3.南向きの方角
資産価値を算出するときには、方角は考慮されません。
しかし、南向きなど良い方角であれ不動産売却時には有利です。
長時間陽の光が差し込む南向きの不動産は需要が多く、高く売るために有利になるでしょう。
一方で、北向きや西向きの不動産は人気が高くありませんが、査定価格にさほど影響がないといわれています。
4.高層階である(マンションの場合)
マンションであれば階数も査定価格に影響し、高く売るのに有利なのが高層階です。
低層階は、高層階と比べて涼しく、エレベーターの待ち時間が少ない、災害時にすぐに避難できるといったメリットがありますが、眺望の良い高層階のほうが人気があります。
よって、高層に位置する部屋は高く売れる可能性が高いでしょう。
5.土地の面積が広く正方形または長方形
土地の面積だけでなく、形状も査定価格を左右します。
次の条件を満たす戸建てや土地は、高く売れる可能性があるでしょう。
・土地の形状が正方形または長方形
・一戸建てを建てるのに充分な広さがある
・車を2台以上並列で駐車できる
不動産を高く売るために実施したいアクション5つ
前述した高く売れる不動産の条件を満たしていなくても、諦める必要はありません。
次から紹介するアクションを実行することで、高く売れる可能性が高まります。
ここでは、不動産を高く売るために行いたいアクションを紹介します。
1.査定は複数の不動産会社に依頼する
不動産を高く売るには、複数の不動産会社に査定を依頼し比較しましょう。
同じ不動産であっても、会社によって査定価格が異なります。
よって、3〜5社ほど査定を依頼すると良いでしょう。
しかし、極端に査定価格が高い不動産会社には注意しが必要です。
高く売れるように見せかけて売主を集めますが、相場よりも高い価格だとなかなか買手が見つかりません。
そこで、値引きをして買主を探しますが、ケースによっては相場よりも低い価格で売却する羽目になってしまうでしょう。
極端に高い査定価格を提示された場合は、価格の根拠を出してもらうよう、お願いするのがおすすめです。
2.リフォーム・リノベーションを施す
古い不動産を売却するなら、リフォームやリノベーションをするのも手です。
築年数が経過していても、リフォームによって新築に近い状態に改修されていれば、何の手も加えられていない不動産よりも高い値が付くでしょう。
また、耐用年数を超えてしまった不動産であっても、リノベーションを施して建物の価値を高められます。
とはいえ、室内の状態や建物の一部が破損しているといった場合を除き、不動産売却で高く売ることだけを目的としたリフォームやリノベーションをするときには、注意が必要です。
必ずしも、施工費用を売却価格にできるとはいえないためです。
不動産売却時にリフォームまたはリノベーションを実施するか判断が難しい場合は、不動産会社に相談してみましょう。
3.時間をかけて売却する
不動産を高く売るには、不動産売却の活動期間が長いほうが希望の価格で売れる可能性が高まります。
短期間で不動産売却をしようとすると、購入希望者からの値下げ交渉に応じてしまうでしょう。
とはいっても、時間をかけすぎるのも考えものです。
不動産会社から「売れないから値引きをしよう」と値下げの提案がされてしまうかもしれません。
あくまでも目安ですが、半年から1年ほどかけて売却するつもりでいると良いでしょう。
4.不動産売却のタイミングを見極める
不動産を高く売るのに適した時期が存在します。
このタイミングを狙って売却するという手もあります。
一般的に、高く売れやすい時期といわれているのは以下の通りです。
・2月~3月
・不動産相場が上昇している時期
・建物の築年数が5年から15年の間
可能であれば、上記いずれかのタイミングに合わせて売却するのがおすすめです。
5.値引き交渉を想定しておく
不動産売却時には、購入希望者から値引き交渉をされることは少なくありません。
よって、値引き交渉が生じるものだととらえ、売却価格には想定される値引き価格を計上しておきましょう。
そうすれば、買主との取引で値引き交渉をされても応じられます。
どのくらい計上するのか、不動産会社と相談しながら設定しましょう。
まとめ
高く売るための条件を満たした物件であれば、希望の価格で不動産売却が可能です。
しかし、「条件を満たしていないから高く売るのは無理だ」と決めつける必要はありません。
この記事で紹介したポイントを踏まえて不動産売却をすれば、高く売れる可能性は充分あります。
また、優良な不動産会社に相談すれば、高く売るためのアドバイスをしてもらえるでしょう。
まずは、自分に合った良い不動産会社を探してみてはいかがでしょうか。
不動産売却・賃貸経営・土地活用などは埼玉県春日部市の合同会社莞如企画へ
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